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 結局、ゲキシネ『アオドクロ』は先週木曜日に見に行きました。眼精疲労はあったものの、朝からアリナミンを飲み、症状をごまかして行ってきました。
 いやー、おもしろかった!アカドクロもおもしろかったけど、アオドクロもおもしろかったです。
 アオはアカと違って歌と踊りがあるのです。ストーリーは同じなので、話を追うのに必死にならなくてよく、そちら方面を重点的に見てました。が、それはあえてなくてもいいかな…。音楽ははるかにアカの方が良かったです。サントラをほしいと思いましたから。
 キャストはアカが好き。ただアオの染五郎氏は良かった!もう一度見るなら『アオ』と思うのは染五郎効果かしら。
 終り方がすかっとするので、多少無理をしてでも行って良かったです。後味が大変よろしい。

 土曜日はキャラメルボックスのハーフタイムシアター『水平線の歩き方』、『ハックルベリーにさよならを』を。
 せっかく神戸まで行くのだからと、ランチは妹のダンナさんが勤めるイタリアンに行きました。身内が行くと、気を使わせてしまうので逆にこちらの気が引けるのだけれど、友人達も一度行ってみたいお店だったとのこと。
 そのお店の売りは手打ち麺なのです。手打ち麺が苦手なワタクシ達でしたが美味しくいただけました。前菜と、ヒラメとフレッシュトマトのパスタが特にお気に入り。メインは子羊をいただきました。骨付きでしたので、しばし無言で格闘しましたが美味でした。デザートも美味しかったなぁ。さらにプティフールまでいただいて、申し訳なく思いつつも、美味しく楽しい時間でした。
 そうそう、ワタクシ、友人から見ると、『肉より魚、魚より野菜』なイメージだったそうです。が、実際のところは肉食動物です。脂身は苦手だけれど、肉好きです。赤身のローストビーフが大好物です。ふふふふふ。

 さて、『水平線』は二度目の正直で、今回のお席は1階最後列。台詞、きっちり聞き取れました。そしてサイド席よりも後方でしたが、やはり正面は見やすいです。ダンスシーンも正面から見ると、とてもきれい。
 大好きな『ミス・ダンデライオン』の岡田コンビだったので、これは絶対に見なくては!と思っていました。岡田さつきさんを好きになったのはどの作品だったかなぁ…。岡田達也さんはキャラメルを見始めた頃は実は苦手な人でした。でも見ていくうちにだんだん好きになってきたのですよ。
 このお話は『ひとみ』とイメージが重なる。前田さん、良かったです。

 『ハックルベリー』は再演とのことですが、初見でした。これは、先日会った友人も、先に見ていた同志も「うーん…」とうなっていたのですが、私も「うーん…」でした。
 ハックルベリーについての知識がなくて(トムの友達ということしか知らないです)、このタイトルが何を意味しているのか、このお話が何を伝えたかったのか、いまひとつつかみきれません。もし自分が男だったら、ケンジに感情移入できたのだろうか。
 この回は3階席でした。3階席の前の手摺、あれなんとかならないかしら。あれはとってもストレスです。舞台が半分くらい見切れてしまうのが残念。

 キャラメルは各公演一度は観に行くことにしているのですが(時代物はさけて通ってますが)、ここ最近は「もう一度観たい!」と思える作品になかなか出会えずにいます。ああ、「観に行きたくて居ても立ってもいられない!」という作品が恋しい。

 余談ですが、その前日にテレビでゲド戦記を見ました。これもうーむ…と首を傾げたのですが、生きる意味を見出せない彼には共感した。そして彼女が言う「いつか終ると知っているから命は大切なんだ」ということに、なるほどと思ったり。はっきりと覚えていないけれど、死から逃げるということは生からも逃げているということだ、とか(言葉や意味を取り違えているかもしれませんが)。そんなの今更なことかもしれないけれど、なるほどと思ったのです。
 そして『水平線』を観て、また「生きる」ということを考えました。私にとって読書したり、お芝居を観たりすることは、現実逃避や快楽であると同時に、登場人物の思いや考え方、生き様を見て、自分自身の生きる意味や生きていく指針を探すことなんだなと思い至りました。音楽を聴くのも、そう。歌詞派な私は言葉を追う。その言葉の中にいつも何かを探している。

 閑話休題。
 日曜日は、ゲキシネ『SHIROH』を観に行きました。ゲキシネ、ハードスケジュールです。拘束時間が長いものだから、平日の夜に行くにはかなりの覚悟と勢いが必要。上映期間が一週間しかないので必然的に土日になるのです。
 SHIROHは舞台を観て、さらにDVDも持っているけれど、大きなスクリーンと大音量で見たくて出掛けてきました。しかし、ここしばらくの睡眠不足がたたってか、疲れがたまってか、何度も意識が遠のくという始末。ストーリーを知っている上に、ミュージカルだから余計に心地良く…また客席のマナーが良いものだからさらに心地良く…と言い訳など。実際に、みんな息をするのを忘れているんじゃないか?というような静寂の間があるのです。ほぼ満席なのに。通常の映画(あまり行かないけれど)ならまずありえない空間がそこにはありました。観劇や映画鑑賞って、座席位置も重要だけれど、自分の座席周りの環境もすごく重要だと思うのです。ゲキシネ、4作品見ましたが、これは気持ちいいですよ。本当に。
 SHIROH、久々に見ましたが曲がいい。冒頭の高橋由美子の歌からもう気持ちが持っていかれる。高橋由美子、このSHIROHで彼女を見て驚きました。この役を演じる彼女がとても好きです。泉見くん、かわいいなぁ。SHIROHで泉見くんを見たから、レミゼでも彼を見てみたいと思ったのでした。秋山さんもいい。演技も歌も、すごくいいです。このキャストで再演を希望。もちろん中川くんと上川氏で!

 話が前後しますが、先々週の金曜日は四季『オペラ座の怪人』を観に行きました。同志の計らいで、リハーサル見学会にも参加。それゆえ、オペラ座休暇を取りました。ちなみに職場の彼女も一緒。そして、その日は上司は出張でしたので、わが職場はもぬけの殻。3人しかいないんだもの、想定内でしょ(想定無い?)。翌週明けに親会社の部長様に「自由やなぁ」と言われましたが、何か?
 リハーサルで場当たりしていたのは、今日3年ぶりに舞台に立つというクリスティーヌ役の方。3年ぶりの舞台なのに、いきなり本番に出るのかと思ったら、本番は違う方で、新しいアンサンブルの場当たりに一緒に練習をしているといった感じでした。小さくて華奢な感じの方で、声もすごくきれい。今、サイトを見てみたら、キャストにお名前がありました。もう舞台に立たれているんですね。高木さん、この方のクリスティーヌを観てみたいなぁ。
 ファントムは、今まで観た中で一番好きな方でした(お名前を失念)。リハでもちらりと声が聴けて嬉しかったです。好きな点が、この方が一番今井さんに近い声だと思う…というマイ基準なのですがね。マダム・ジリーの方も素敵でした。
 リハは一時間弱あったかな。貴重な経験でした。マンマミーアとコンタクトのリハを見たことがあるけれど、オペラ座が一番人数が多かったです。人気あるのねぇ。
 本番はこれまた素晴らしいお席で、「フランスのエフ列」のほぼセンター。前から5列目。今まで2階席でしか観たことがなく、近くて感激でした。それこそ、リハ見学よりいいお席でしたもの。シャンデリアのちょうど真下あたり。本当に落ちてきたら、とてもイヤな位置です。
 色々と、本当に色々と堪能しました。お腹いっぱいな感じ。同志に感謝です。次は高木クリスティーヌをぜひご一緒しましょう。

 昨日は宝塚宙組『雨に唄えば』を観に行きました。こちらも予想外にいいお席で、同志に感謝なのです。蘭とむさんと、北翔さんを堪能。もちろん大和さんも。相変わらずお美しい。陽月さんが休演なのが残念でした。
 蘭とむさんはとても生き生きとしていて、はまり役だと思いました。この手の二番手さんの役をこよなく愛する私は満足満足。歌も踊りも素晴らしかった。
 素晴らしいと言えば、北翔さん!大和さんと腕を組んで登場した娘役さん、どなたかしら?やけに大きな人だけれど…と思ったら、あなた、北翔さんではないですか!半分くらい、いや八割方声がひっくり返ったままの演技で、あれはあれで本当に大変な役だと思いました。もともと歌の上手い方が下手に歌うのも大変ですよね。そして当たり前のことなのだけれど、女の人なんだなぁとか思ったりして。この役、思い込みが相当激しく我がままなのですが、最後にはかなりいじらしく見えてきて、すっかりほだされてしまいました。ずけずけとモノを言う大和さんに「そこまで言わなくても!」とか思ったりして。最後のちょっとしたショーで、本来の男役さんの姿で登場した北翔さんに惚れ直しましたよ!お芝居とのギャップがまた良くて、余計に声も歌も良く聴こえて。終演後の抽選会での北翔さん、つっぱしり具合がもうなんだかあっぱれでした。新たな一面を見れてとても楽しかったです。
 大和さんは、本当に相変わらずお美しい。スタイル抜群です。蘭とむさんとの2人の踊りのシーンはすごくカッコ良かった。
 お話は、もとはミュージカル映画だとか。見てみたい。借りてこよう。ざんざか雨の降るシーンがあり、その中で大和さんが傘を片手に踊るのですが、舞台に雨を降らせているのです。もうそれはそれはザーザーと。先日の『ハックルベリー』でも川下りのシーンで水を流していたのですよ。新感線の『朧』でも水を使っていたようで、舞台でこんなことができるってすごいなぁと思いました。

 今後の観劇予定は8月に東宝エリザベート(中日劇場)と新感線『五右衛門ロック』、9月に雪組、10月に花組(ドラマシティ)と東宝ミス・サイゴン(帝劇)、来年1月にRENT。
 

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