×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
…ではないのですが。昨日の写真、トンネルの中央に小さく白い点が見えると思います。それがトンネルの向こう側。これがトンネルをもう少しで抜けるところです。
本当に真っ暗で、まっすぐ歩いているのかどうかもあやしくなります。前方に見える光だけが頼り。トンネルの真ん中辺りは声も反響するし、ひんやりしているし、ぽたぽたと滴が落ちてくるしで、ちょっと不気味でした。肝試しのスポットなんだとか。
車で来る方々は入口まで車で来て、ちょっと中を見て、通り抜けせずそのままUターンしていきます。まれに車で通り抜ける人もありましたが、見ての通り、すれ違えないのですよね。向こうから車が来てないことを確認してから、車も人も通り抜けます。
反対側から女性一人で、しかも懐中電灯も無しで歩いてきた方がおられてびっくり。度胸あるなぁ。
こちら、かの有名な浄蓮の滝。
『浄蓮の滝』のバス停に降り立つと、すぐさま耳に入ってくるのがご存じ『天城越え』。延々とエンドレスで流れていました。
この滝は滝壺まで下りていかないと滝が見えないのです。バス停から徒歩5分は、下り階段180段なのでした。お年寄りや、父みたいに腰を痛めている方々には試練以外のなにものでもない。けれど一見の価値あり。とても美しい滝でした。
今日は宿泊地の湯ヶ島を少しだけ散策し、一路修善寺へ。
これは修禅寺(お寺はこの字らしい)の梅。
伊豆は予想通りに暖かいところでした。我々は初日に熱海から伊豆急下田まで南下し、弓ヶ浜で泊まりました。
下田観光時には、早咲きの河津桜や菜の花、ミモザに水仙がきれいに咲いていました(ミモザはまだ蕾でしたが)。もう、すっかり春だね、と錯覚するような景色でした。
二日目は河津から北上し、天城峠を越えたところで気温差を感じました。暖かな伊豆でも、南と北はずいぶん違うようです。
修善寺では梅が3分咲きといったところでした。
旅の行程。まずは、一日目。
新幹線にて、新大阪から熱海へ。熱海から伊東線に乗り換え、伊東へ。
伊東にて昼食。事前にガイドブックに載っている寿司屋をネットで検索してみると、いまひとつ評判が芳しくない。口コミを色々あたってみると、『つた好』というお店がおおむね好評。駅から近いけれど、少し見つけづらい場所だったかな。地魚にぎりをいただきました。お味は文句なし!お店の方も人あたりが良くて、とてもいい感じでした。こちら方面に行く機会がありましたら、ぜひどうぞ。
次の列車まで時間があったので、伊東の町を散策。海の近くまで歩きました。平日の昼間ということもあり、閑散としていました。
伊東からは伊豆急。ちょうどこの時間ならリゾート21という車両に乗れると下調べしていました。普通列車なのですが、オーシャンビュー席(海岸沿いを走ります。ちょうど海向きに座席が横一列に並んでいるのです。)があったり、展望車両があったりとお得な列車。オーシャンビュー席は埋まっていましたが、最後尾の展望車両に乗ることができました。座席が階段状に配置されており、窓が大きくて、とても見晴らしが良いのです。進行方向とは逆向きの席でしたが、トンネルが多い路線で(約30くらい)トンネルに入ると、入口がどんどん小さくなっていくという風景を堪能。この路線は止まる駅ごとに温泉があって(非常に温泉が多い地域なのですね)、乗客はぱらぱらと降りて行き、最後には貸切列車状態でした。
下田ではまず駅すぐそばのロープウェイに乗り、寝姿山山頂へ。天気が良ければ、伊豆諸島が見えるらしいのですが、天気は良かったものの白くかすんでいて、残念ながら大島など見ることができませんでした。町や港を見下ろすだけかなと思っていたら、花の遊歩道が設けてあり、ここで水仙、菜の花、ミモザ、河津桜を堪能。ここで時間を使い、宿の迎えを16時にお願いしていたのですが、1時間遅らせてもらい17時に。
せっかく下田まで来たのだからと、ペリーロードまでてくてく。平日だというのもあってか、オフシーズンだからか、ここも閑散としていました。倉敷に少し似ているかも。駆け足で古い建物などを見て、バタバタと駅へ戻り、宿のバスへ。
下田から車で20分ほどの弓ヶ浜温泉にある季一遊(ときいちゆう)の別館、季の倶楽部に泊まりました。今回の母の要望が「部屋に露天風呂が付いているところに泊まってみたい」だったのです。そして腰が痛い父のために和洋室を探していました。この季の倶楽部は全6室、全てメゾネットタイプで、1階もしくは2階が部屋付きの露天風呂、その上階もしくは下階が和室+洋室という造り。もちろん本館の大浴場も利用できます。お部屋の目の前が弓ヶ浜というロケーション。夕食前に祖母と母とで大浴場へ。ちょうど食事時だったからか、広い広い大浴場を貸切状態。内風呂一つと、露天風呂が3つ。その全てに入りました。真上にぽっかりと月が見えて、なかなか良かったです。翌朝は朝食前に部屋の露天風呂に入りました。露天風呂は弓ヶ浜と逆方向の川に面しています。少しぬるかったので寒かったけれど、気持ち良かった。シャワーブースが別にあるのも良かったです。
このお宿、到着が遅かったのと、翌朝は9時出発だったので駆け足な滞在でした。部屋ごとに係りの方がついてくださって、最初の案内から食事の世話までずっと同じ方でした。翌朝の朝食後部屋に戻ると、玄関に小さなかごが置いてあって、お菓子と手書きのメッセージカードがありました。ほっこりしました。到着時のお茶菓子もおいしかったし、夕食も朝食も豪華で、おいしくて、至れり尽くせり。チェックアウトも混み合っていたのですが、待たされることのない対応でさすがだと思いました。最後のシャトルバスの見送りも、きちんと名前を呼んでくれました。「ありがとうございました。またお越しくださいませ。」より、「ゆきちんさま(仮名)、またお越しくださいませ」と言ってもらえた方が気持ち良いですよね。せっかくだからもう少しゆっくりして、宿内を探検したり、弓ヶ浜を散策したりしたかったなぁ。下田の町もそう、もう少し時間をかけて見たかったです。それが心残り。
二日目、三日目はまた後日に。本日、無事に帰宅しております。
昨日の夜から頭痛がして、今日まで引きずってしまいました。夢見が悪かったのもある。今朝の夢、ワタクシはとうとう上司に引導を渡してましたよ。「今まで黙っていましたが…」と。起きた時、夢で良かったと正直思いました…。よっぽど色んなモノがたまっているのだなぁ。いつかこの口が言ってしまうのだろうか。
さて。気を取り直して、明日は星組。あらんさんと、あすかさんのサヨナラ公演です。そして、和さんとしゅんくんのサヨナラでもある。よよよ。しっかり観てこよう。頭痛がありませんように。
PR